350.orgへの寄付をご検討の方へ

人類史上最大の問題とも言われる気候危機問題。科学者は「私たちの言葉は無視され続けている」と訴える中、希望を抱き、世界を変えようと立ち上がっている人々がいます。人類が気候変動を止められなくなるまで、残りわずか数年と言われています。そんな今だからこそ、気候変動に立ち向かう人々へのサポートをしていただけないでしょうか?

“350” IS OUR HOPE

団体名に秘められた願い

私たちが望むCO2濃度、350ppm。

350.org は、この気候危機を乗り越え安全な未来を手に入れるには、「パワフルな世界規模の市民運動が必要だ」という思いから、2008年にアメリカで設立されました。

私たちの団体名には、「大気中のCO2濃度を安全に暮らせる最大値と言われている350ppmまで戻したい」という願いがこめられています。

しかし、2022年時点のCO2濃度は415ppmを超え、現在でも上昇し続けています。

これ以上、気候変動で苦しむ人を増やしたくない

私たちは、気候変動による直接の被害は氷山の一角にすぎないことを知っています。インフラは機能を失い、安全な水の確保は困難となり、作物生産量は減り、難民は増え、、、社会的に弱い立場の人から順に世界中の人々が気候変動の影響を受けてしまうことを知っています。

世界40%の人々が、すでに気候変動の被害を受けやすい状況に

毎日のように、世界中から気候変動の被害が報道されています。その影響は幅広く、豪雨、熱波、干ばつ、それらに伴うインフラ停止、食料・水不足、海洋・陸上生態系の損失など、途方も無い範囲で被害が出始めています。

その被害者数は、世界人口の4割以上、約33~36億人が気候変動に対応できず、すでに被害を受けやすい状況にあるということが明らかになっています。[1]

知っていますか?日本は最も気候変動の影響を受けている国の1つであるということを...

日本の大都市は、川や海など、水に恵まれた低地土地に社会の基盤を置いています。そのため、台風の巨大化、大雨の増加や海面上昇により、洪水、土砂災害、高潮などの甚大な被害が出やすいことが指摘されています。

近年では、西日本豪雨(2018年)、令和元年8月の前線に伴う大雨(2019年)、熊本豪雨(2020年)、令和3年8月の大雨(2021年)などの豪雨被害が毎年のように報告され、世界の気候リスクにおいて日本が毎年、上位にランクインしてしまっている現状があります。[2]

気候変動は社会的弱者から襲う

また、気候変動問題はさまざまな人権問題を深刻化させてしまう可能性があります。例えば、気候変動への対策や回復が困難なコミュニティから気候変動の矢面に立たされ、特に人種的・民族的にマイノリティとされる人々への影響が大きいことが指摘されています。

このような人種問題に加え、南北問題、労働問題、ジェンダー問題、世代間問題、貧困問題などの人権問題と気候変動は密接に関わりあい、さらに、インターセクショナリティの視点が重要となってきます。

私たちは、単に気候変動問題のみを解決しようとはしていません。「全ての生命・将来世代がより安全で公正で心豊かに生きられる社会」の実現を掲げ、そのためには、今ある社会を根底から見つめ直す必要があると考えています。

希望を持ち続け気候変動に立ち向かう人々がいます。

そんな科学者たちの声を真摯に受け止め、「自らの手で社会をシステムを変えよう」と行動しつづけている人々がいます。350.orgは「化石燃料を掘り出さない」「“お金の流れ”を変える」「 脱炭素社会の構築」を3つの重要な柱として、世界の約180カ国で、若者や市民の草の根の運動を拡大しています。

ダイベストメント、世界で4700兆円を超える

350.orgの活動は多岐に渡りますが、その中でも特に、システムを変えることができる有効な手段として化石燃料関連ビジネスからの「ダイベストメント(投融資引きあげ)」をリードしてきました。

世界中の多数の団体と連携し、350.orgは化石燃料投資を引き上げる「ダイベストメント表明」をリードしその総額は、運用資産で39兆2,000億米ドルにのぼります。

350.orgがハブとしてサポートすることで、幅広い様々な人々や、規模の大きい機関もダイベストメントに取り組むようになり、世界を代表する有名な機関が次々と参加し、気候変動を本気で止めようと行動に移す人の輪が広がっています。

世界各地での成果

みなさまからのサポートを必要としているアクティビストがいます。

350.orgは自らの団体のためだけでなく、「気候変動に立ち向かう人々が学び、サポートを受けることができる受け皿」としての役割を強く意識し、多くの若者や活動家へのトレーニングやサポートに力を注いでいます。

気候変動に立ち向かう人々をサポートするシステムを構築しています。

350.orgはパートナー団体と協力し、気候変動のために立ち上がったボランティアと共に、インパクトある活動や組織づくり(オーガナイジング)を実施できるよう、数多くのトレーニングを開催しています。

「自立したアクティビスト」を育成することを目標にトレーニングを展開し続け、10年以上の月日が過ぎました。その結果、現在では気候変動の第一線で、多くの350.org出身のアクティビストが活躍しています。

トレーニングの参加者は世界で100万人を超え、現在もネットワークを拡大しています。

世界中で活躍するアクティビスト

これ以上、気候変動で苦しむ人を増やしたくない

気候変動に立ち向かう人々がいます。
戦略もシステムも構築してます。
しかし、皆さまからのサポートがなければ、私たちは気候変動に立ち向かうことはできません。

気候変動による最悪の状態を回避できる今だからこそ、みなさまからのサポートをよろしくお願いいたします。

寄付に関する質問

透明性を重視し、皆さまからの寄付金の使いみちを、350Japanのホームページの「年間レポート」よりご確認いただくことができます。

残念ながら、現在、350 Japanへの直接寄付、また特定のキャンペーンへの寄付はお受けできません。送金方法にお困りの場合は、japan@350.orgまでご連絡いただけましたら幸いです。

350 Japanホームページの「活動方針」よりご確認ください。

残念ながら、米国で得た収入に限り、米国の法律で課税免除対象となります。日本におけるご寄付は、課税免除対象とはなりませんので、予めご承知おきください。

現在、お使いいただける方法は、「クレジットカード」と「PayPal」のみとなっています。

クレジットカード会社はMaster Card とVISA Cardのみの取り扱いとなっております。
  • 各カード会社によって異なる為、また、それぞれ個人の設定によっても異なるため、お使いのカード会社に直接お問い合わせください。

「毎月」と「1回限り」の支払い方法が可能となっております。また金額に関しては、「500円、1000円、5000円、10000円、30000円」からお選びいただけます。また、自由記載により寄付していただける金額を設定することも可能です。

donations@350.org までお問い合わせください。支援の中止も再開も、いつでも可能です。英語のみのご案内となってしまいますが、「小切手による寄付」「株式の贈与」「遺贈による寄付」等もご案内しております。詳しくはこちらからご確認ください。

英語のみのご案内となってしまいますが、「小切手による寄付」「株式の贈与」「遺贈による寄付」等もご案内しております。詳しくはこちらからご確認ください。

気候変動に立ち向かう人々へご支援ください。 世界各国で草の根運動をリードする人々をサポートすることができます。