ウクライナへの連帯表明

私たち350.orgは、ロシア連邦のプーチン大統領による軍事攻撃により、日々の穏やかな生活が一変し、甚大な被害が及んでいるウクライナの人々への支援と、連帯を表明します。

現在、平和を願い、真の民主主義国家を求めるウクライナは、ロシア連邦のプーチン大統領による残忍な軍事攻撃を受けています。この非常事態を受け、私たち350.orgのグローバルコミュニティは、ウクライナの人々、侵略に抵抗する人々、そして戦争から逃れる人々への支援と連帯を表明します。

緊急度が増す気候危機において、私たちは現在そして未来への不安、悲しみ、そして恐れに圧倒されないようにすることが、どれほど難しいかを痛感しています。

そんな時にこそ、圧力に屈せず、すでに平和な未来のために立ち上がっている、何千、何百万もの人々と一緒にともに立ち上がることで、私たちは、真の力と希望を見出すことができます。

ウクライナとウクライナに住む方々をサポートできる方法は以下の通りです。

1. 正確な情報入手

フェイクニュースを信じたり拡散しないよう気をつけましょう

すでに戦争は新しい局面に入り、ウクライナの戦場だけでなく、国境を超えたサイバー攻撃が激化し、私たちの身近でも、SNS等によるプロパガンダ、フェイクニュースによる情報操作が拡散されています。フェイクニュースにだまされないためには ①一呼吸を置き ②発信者を確認 ③動画(記事・画像等)を検索することが重要です。不用意に拡散せず、多様性をもった複数の情報源(メディア等)を比較し、信頼できる情報を探しましょう。

2. オンライン・オフラインアクション

具体的なアクションで、ウクライナの人々への連帯と、平和を求める声を伝えましょう

世界のリーダーたちが、「戦争や侵略にNO」と発信せざるを得なくするためには、市民から圧力を受け続けることが重要です。日本でも、ウクライナ大使館が呼びかけているマーチやデモが開催されています。また、ロシアに対する制裁を呼びかけるアクションも効果的です。オンラインでハッシュタグ「#StandWithUkraine」をツイートして選出された代表者に声を届けたり、国会議員に手紙を書いたり、電話をかけたりすることで、ウクライナの人々と連帯することができます。

3. 人道支援に寄付

人道援助のための寄付をお願いします

突然住まいを追われ、多くの方々が最低限のキャリーバッグとともに近隣諸国に避難しています。支援を求める人がウクライナ国内だけで約1200万人に達すると予想されています。日本でも、医療・物資・人道的援助を提供するために活動しているグループが数多くあります。ぜひ寄付による支援もご検討ください。

永続的な平和を構築し、気候危機問題を解決するためには、戦争ではなく国際協力が必要不可欠です。平和、人権、そして気候の正義のために、私たちはプーチンのような非人道的な独裁者を支援している化石燃料産業によって深刻化する気候危機と、彼らによる抑圧に終止符を打つ必要があります。

化石燃料ビジネスは、この戦争の重要な資金源となっています。プーチンの戦争の懐を温かくしたのは、ロシアの石油・ガスによる利益であり、パイプラインに他国が依存してしまったことにより、彼は恐れることなく、ウクライナに侵攻することができました。ウクライナで起こっている惨事に資金を提供してしまっているのは、ロシアの石油大手企業に流れる私たちのお金です。日本の私たちも例外ではありません

今、私たちの焦点はウクライナの人々に連帯と援助をもたらすことにあります。そして、戦争後に訪れる新しい世界秩序、そして気候正義のために、350.org グローバルはパートナー団体と一緒に準備を進めています。

私たちは平和と気候正義のために動き続けます。

危機に直面したとき、あらゆるムーブメントは真の団結と連帯の力を発揮します。世界中、そしてウクライナの人々と手を取り合って、私たちは平和を求め、戦争と抑圧に反対します。

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